街の漢方薬屋さんは
入りにくいです。
きっと、からさわ薬局も入りにくいはずです。
でも、からさわ薬局は他の漢方屋さんとはちょっと違うと思います。ほとんどの営業日はご予約の患者さんが絶えません。
漢方薬とあわせて一度に何万円もの健康食品などを販売しているところもあるようですが、からさわ薬局はそうではありません。決して漢方薬は安くはありませんが、必要なものをしっかり検討してご購入いただいております。
また、患者さんのご病気がなかなか良くならないときに「それはあなたの心構えが悪い」「あなたの養生が悪い」と患者さんばかりを責める漢方屋さんの話を患者さんから聞くことがあります。
それは間違っています。その先生に「治せる腕がない」だけです。
私もまだまだ治せないものがあります。でも、治らない理由を患者さんに押し付けることはしません。まだまだ治せる腕がないと思って、技術を磨き、知識を整理することだと思って取り組んでいます。
しかし、漢方にできることは皆さんが思っているよりもまだまだあります。一人の人生は漢方の歴史に比べたら一瞬です。たとえ一瞬であっても、できる限り多くの患者さんに喜んでいただければと思います。
材料に手を抜きません。
よい材料を適正価格で。
漢方薬の原料、材料には妥協したくありません。良い原料、良い材料を選べば、その分値段は高くなりますが、何倍にもなるわけではありません。1日分にすればわずかな差です。
漢方エキス剤も多種取り揃えておりますが、メーカーは一社に限定はしていません。処方ごとにより良い製品を吟味して使用しております。
良質な材料を選ぶことで、必要最小限のお薬で済ませられるようにつとめています。
原典を大切に
しています。
漢方薬には「湯液」「丸剤」「散剤」、それぞれの薬ごとに適切な「形」があります。「葛根湯」「八味丸」「加味逍遙散」といったように。
からさわ薬局では、原則として、原典に忠実に「散は散」「丸は丸」「湯液は煎じ薬・エキス剤」を用いております。
エキス剤はお仕事で忙しい方や、出張などで煎じ薬が作れないかたにも飲みやすいという利点があるため、顆粒剤・エキス剤もほとんどの薬方で用意しております。
上質な伝統薬も
活用しています。
例えば「発散」にはたらく漢方薬が適すると判断した場合、漢方薬だけで治療する方法だけではなく、これらの漢方薬のはたらきを助ける伝統薬の中から同じ「発散」の方向性をもったものを補助剤として検討します。
同様に、「清熱」にはたらく漢方薬を選んだら、「清熱」にはたらくものを。「温」にはたらく漢方薬を選んだら、「温」にはたらくものを。伝統薬のはたらきを考え、適切に使うことこそ、薬局の漢方の醍醐味であります。
安心・安全な生薬を
選んでいます。
使用する生薬は、厳しい管理を行なっている「ウチダ和漢薬」の生薬をメインに使用しております。また、可能な限り高品質のものを指定して購入しています。
「日本産」が良いとされる生薬においては、高価でも「日本産」を指定して使用しております。
メーカーを
厳選しています。
使用するエキス剤は一社に限定せず、薬方ごとに優れた製剤を検討して選んでおります。大量生産の大手メーカー製品は基本的に使用せず、良質な原料で少量生産している国内メーカーを優先しています。
- 現在は、「長倉製薬」「ウチダ和漢薬」「松浦漢方」「杉原達二商店」「東洋薬行(台湾・勝昌製薬)」などを中心に使用しています。