40代の男性。
以前から、仕事で出張先のホテルに泊まったときなど、息苦しさや動悸が起こり、外に出たい不安感に襲われることがあるそうです。
必ず起こるわけではなく、すぐに外に出られるような部屋では比較的落ち着いて過ごせるようですが、出口から遠い部屋などで症状が出やすいとのことでした。
からさわ薬局を探してご相談に来られ、全身的な状態を検討してみました。
肝の陽証があり、「緊張型+周期性のある興奮」によってパニック症状を起こしやすい体質の人にみられる証があると判断して、メインの漢方薬を絞り込みました。それに加えて、やや寝つきが悪く、中途覚醒があるため、興奮を抑えて入眠を助ける補助と、筋緊張をほぐす補助を考え、漢方薬を服用してもらいました。
半月ちょっと服用してもらったところ、激しい症状は今のところ起こらず、なんとなく調子が良いとのことでした。引き続き同じ方針で経過をみてみました。
途中の経過をチェックしながら3ヶ月ほど経ったところでは、かなり調子が良く、目立った不安症状は起きていないとのことでした。
翌月は、出張先のホテルで軽い不安感があったようですが、それでも以前に比べたら普通に過ごしている様子でした。
半年ほど漢方薬を服用して経過を見て、かなり順調な状態が続いていることを確認してから漢方薬を減らし、それでも症状が起きないため、一旦、漢方治療を終了しました。
- 症状や体質には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。