40代の女性。
疲れるとすぐに扁桃腺が腫れて、発熱する。胃腸が弱く、もたれやすい。
2年前に口蓋扁桃摘出術を受けているが、昨年くらいから舌扁桃が腫れるようになったとのことでした。腫れたときは病院から出ている薬で対処しているとのことです。
腫れを起こす扁桃周囲の状態をチェックして、経別脈診や甲杷流気血水で治療方針を調べてみると、疲れやすさと関係する気虚の反応がハッキリと見られ、「発熱のしやすさ+気虚」に対応する後世方の漢方薬が治療の基本として考えられました。
胃腸が弱い部分との関係を調べると、食欲は普通であり、消化器自体はそれほど機能低下しているとは考えにくく、調べていくと胃腸・粘膜組織の過敏傾向にみられるところがあり、それを治療の補助として漢方治療を始めました。
3ヶ月ほど経過して、少し風邪っぽい症状があったが今回は扁桃腺が腫れなかったとのことでした。
漢方薬を都度微調整しながらあせらずに経過をみていくと、ちょっとのことでは腫れることがなくなり、疲れやすさもなくなってきたようでした。
1年ほどしっかり漢方治療を続けて、最終的に少量の漢方薬で経過をみましたが、症状も出る様子がないため、漢方治療を終了しました。