10代の女性。
小学生高学年くらいからニキビが出て、皮膚科で一通りの治療を受けているのですが、なかなか良くならないとのことでお母様と一緒にご相談にいらっしゃいました。
ニキビの状態をみると、隆起も小さく、発赤はあるが充血に勢いがありませんでした。
ニキビにも陰陽があり、これは比較的「陰のニキビ」の状態に見えました。
漢方薬を検討して、ホルモンバランスに関係する漢方薬を基本に、肌荒れの改善を促す補助を検討して、漢方治療を始めました。
半月後に経過をみると短期間でも明らかに順調で、基本方針は良いと思いました。
その後、経過を見ながら基本方針は同じで、抗菌的な働きを補助したりしながら半年ほど治療をして、かなり良い状態が続いているので、最低限の4週間分をお出しして漢方治療を終了しました。
現在は皮膚科でもニキビの治療に漢方薬を取り入れているケースがありますが、そういった治療を受けても改善しない方がご相談にいらっしゃいます。
ニキビは確かによくあるものですが、だからといって決して簡単とは言えません。
漢方的な見方で状態を観察するとともに、年齢や性別による背景を考慮して漢方薬を選ぶことが大切です。